2014年6月7日土曜日

リスニング勉強法を教えてください。


最近、英学塾にも社会人の方からのTOEICに関する問い合わせが増えています。急に730点を取るように言われたという人も、今更ですよね、といいながらも、久しぶりの英語の勉強は楽しいと、毎週宿題もしっかりやっての来塾です。

授業中、TOEICのリスニング問題に取組みながら、「今の子供たちは幸せですよね。大学入試でもリスニング問題が増えているというし、きっと授業でもしっかりリスニングをやって、大人になってからTOEICのリスニングに苦労するなんてことはないんでしょうねー」という話になりました。

ところがまったくそうではありません。確かに、高校受験、大学受験のいずれにもリスニング問題は増えています。けれども授業でリスニングをどう教えているかというと・・・。ほとんどの学校でまったく教えていないというのが現状です。確かに英会話のクラス(コミュニケーション、表現、オーラルなど、呼び方は学校によってさまざまですが)はあり、多くの場合ネイティブの先生が来られていますが、その内容というのは、ほとんどがちょっとした会話やゲーム、時には、その授業で文法を集中的にやっている学校もあります。リスニングのためと、教科書のCDを配布されている場合もたくさんありますが、それを学校の授業のなかできちんと活用しているところはほとんどありません。

つまり、リスニングを強化するという授業は、ほとんどの学校がやっていないというのが現状です。日本では、リスニングの教え方がまだ確立されていないのではないでしょうか。

英学塾で教えている、英語の音の癖や、発音、フォニックス、そしてシャドーイングなどを、もっともっと多くの学校が取り入れるようになるのは、いつのことなのでしょう。

 

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