2018年8月20日月曜日

英語の土台は品詞と文型

英学塾は「英語の土台を作る塾」だ。
でもよく「土台」ってなんですか?と聞かれる。それは、語彙?文法?会話?読解?・・・・

私たちはそれを「品詞と文型」だと考えています。
中学一年生から60代まで、多世代、多様な塾生と一緒に勉強してきてわかったことは、品詞と文型の関係をきちんと把握できると、必ず英語が得意になること。
そのためには、まず単語を見たときに、それが名詞なのか、動詞なのか、形容詞、副詞、接続詞、はたまた前置詞・・・がわかる必要があります。
辞書を引くときは、必ず品詞をチェックする癖をつけること。高校生になるともうそれが面倒になってしまうので、とにかくやるなら中学生のうちに!
最初は面倒がっている塾生も、なぜそれを知ると英語がわかるようになるのかを、何度も何度も繰り返し教えていくと、だんだん納得できていき、自分から率先して品詞的マインドを持つようになっていく。それと文型とを結びつけると鬼に金棒!

昨今、英語の文法は無駄、中高6年間文法を勉強しても全然喋れるようにならないといい、英会話やコミュニケーションが重視される傾向にあります。
でもそれは大きな間違いだと私たちは思います。
英語の文法をいくらやっても喋れるようにならなかったのは、品詞と文型の関係を明確にした文法の授業をしてこなかったからです。
文法を、助動詞、不定詞、関係代名詞、分詞構文・・・というように、それぞれの文法項目を個別に教えて、それがどういうルールで(つまり品詞と文型のルール)でつながっていくのか、どう使えばいいのをきちんと教えてこなかったからだと思うのです。

ネイティブスピーカーの優秀な英会話教師から良く聞くことがあります。それは「日本人は英会話教室に来る前に、英文法をきちんとやってほしい!」と。
本当にその通りです。新しい英文法の教え方こそが、喋れる英語には必要なんだけどなーー。

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