2015年7月11日土曜日

勉強する姿勢

英学塾は個別指導、それも完全な一対一。一人の生徒に一人の先生、いえ先生というよりも担任が、塾生の進捗状況に応じた授業を展開します。だからこそわかるのが、塾生の勉強に対する姿勢がどんどん変わっていく様です。
去年7月に初めて塾にやってきた高校生。英語が大嫌いで、中一からほとんど勉強しないままここまで来てしまった、とかなり深刻な顔つきでした。授業をしても、素直に必死に聞いています。でも、そこまででした。授業を受ける姿勢が受動的です。
ところが一年たった今、英語の力がどんどんついてきているのが、彼の授業への取り組み方からわかります。授業中、鉛筆を握りしめ、わからない言葉や表現が出てくると、すぐにノートに書き出します。「今先生の説明はよくわからなかった」「今の説明は・・・ということですか」と、質問が飛び出します。手を使い、頭を使って、授業を受けているのがわかります。能動的な姿勢に完全に変化しています。辞書も頻繁にひくようになりました。自習に来る回数も増えています。
ここまでくればもう大丈夫です。英語の成績は、というと、まだ希望大学の合格圏には入っていませんが、この姿勢でこの夏休みを過ごせば、どれほどの力がつくでしょう。

英学塾では塾生の勉強への姿勢が変わるかどうか、それを成果の尺度にしています。
もちろんテストの点数や英検の合格、模試での偏差値など、英語力を測る尺度はたくさんあります。でもそれよりももっと確実なのは、受け身な姿勢が能動的な姿勢に変わったかどうかです。
そしてこの尺度は英語だけではなく、あらゆる取組にも通用する、将来にわたって大きな財産になっていくものだと、私たちは思っています。

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