2014年7月2日水曜日

学校で英語を教える目的は?

今朝の朝日新聞、小学校での英語の授業導入や、コミュニケーション能力不足について、賛否両論のコメントが掲載されていました。そのなかに、塾で今朝50代のビジネスマンとの英語の授業で話していたのと、ほとんど同じことが書かれていました。それは、平岡塾代表の大町慎浩氏の以下のコメントです。
「学校で教える英語の目標は、子どもが将来、英語が必要になった時、自分で学ぶための基礎を授けることだ」

今朝の授業のビジネスマンは、専門的な海外の文献調査をする必要が生じて入塾されたのですが、9か月で、かなりすらすらと読めるようになってこられました。すごい猛勉強ですね、と言うと、「いや、中高で英語の文法をしっかり勉強したから、それが戻ってきているみたいです」とのこと。
やはり一度きちんと身につけた基礎は、決して失われないんだなと、実感しました。中高生と一緒に勉強していると、「英語なんて使わないし」と言う子がたくさんいます。でも、将来はどうなるかわからない。本当に必要になったその時に、必ず役に立つ、そんなきちんとした英語の土台をつけてあげたい、と思います。

それに、昨日のブログで他の講師が書いていたように、今の英語の教科書は内容が本当に素晴らしいんです。豊かで充実した人生をおくるためのメッセージに溢れています。
きちんと勉強して、内容まで楽しむことができるようになれば、みんなどれほど成長できるでしょう(それに実は大学受験の問題もテーマが多様。よく受験前に急に新聞を読み始めるなんて聞くけれど、英語の教科書で様々な分野の勉強をするってのも、受験勉強としては大正解です!)

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